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パリ 隠れた名画 その2 マリー・ド・メディシスの生涯(2012年2月1日)




ルーブル美術館のリシュリュー翼館に、 17世紀のヨーロッパ画壇を代表する画家ルーベンスが描いた フランス王妃マリー・ド・メディシスの生涯を連作画がある。
マリー・ド・メディシスは、16世紀後半から17世紀にかけてのフランスの名君と言われたアンリ4世の王妃としてイタリアから輿入れしてきた。アンリ4世にとっては再婚であったが、マリーにとては初婚。王47歳、マリーは27歳の時の結婚であった。この絵画の中のマリーを見る限り、少々肉付きの良い女性であったが、それは当時、バロック時代の女性美の典型であった。マリーは、この24枚の連作画を自分の城、ルクサンブール宮に飾らせた。マリーは、自分の生涯を花やかな歴史画としてルーベンスに描かせようとしたが、画家は凡庸な人生を送っていたマリーの生涯を美化するのに苦労し、ギリシア神話などをアレゴリーにしてマリーの生涯を描いたと言う。マリー・ド・メディシスの生涯の連作画は、あまり観光客が訪れないリシュリュー翼館の三階にあるので、訪問者も少なく、静謐の中で絵画の鑑賞を楽しめる。(芯)


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