三月も半ばになるとパリのお菓子屋さんの店頭には、さまざまな動物、魚の形をしたチョコレートが並ぶ。復活祭用のウサギや卵の形をしたチョコレート、3月も末になる魚のチョコレートも店頭を飾る。ウサギや卵は、復活祭の豊饒と復活のシンボルとして、魚はフランスで4月1日をポワソン・ダブリル(4月の魚)と呼ぶ故事にちなむ。 ルネサンス期までは、フランスは聖母マリアの受胎告知の日3月25日を新年、正月としていた。それから1週間、春分の日の行事が行われ4月1日はプレゼントを交換する日だった。一方、4月1日は黄道12宮は、魚座から牡羊座に変わっている。そのために、先生や上司などで時代遅れの人の背中にこっそりと魚の絵などを貼り付けた習慣とプレゼントの習慣が重なってポワソン・ダブリル(魚の日)となったそうだ。(芯)