| にわかパリジェンヌ修行中(恋愛編)(2004年12月29日) | |
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フランスはアムールの国だと、誰が言い出したのかわからないけど、とにかくみんながいう。日本で見たパリの写真では、川べりで、公園で、道端でもあっちこっちでイチャイチャしているし、これはパリジェンヌとしては恋の一つでもしなければ話にならない、と大いに期待して街をのしのし歩く。外国では日本人はモテるという友の言葉を信じて、鼻の穴を膨らませながら辺りを見回すもまったく反応なし。聞くところによれば、旅に出れば電車で恋が芽生え、街を歩けば「マドモワゼル~?」とパリジャンが寄ってくるはずなのだけど。 おじいさんが一人近寄ってきた。ナンパか??まさか、外国人はふけて見えると言うけれど、自分の父親ぐらいの年齢だし道でもきくのか、と思っていると何やら話し掛けてきた。まだフランス語がうまく理解できないので何を言っているのかさっぱり不明。最初はなにか大事なことでも聞かれているのかと思い一生懸命聞いてみたがよくわからない。わかったのはひたすらに繰り返される「アベックモア??」のみ。そして「カフェ」。わたしと一緒に?カフェ?どうやらやっぱりナンパだったらしい。真剣に聞いて損した。とりあえずお断りしてずんずん歩き出したが、アベックモアおじさん(と勝手に命名)が後をついてくるではないか!!行くアテがあって歩いているわけではないので、逃げ場に困るわたし。時々振り返ってみると、おじさんがにっこり笑って「アベックモア?」と繰り返す。とにかく逃げるべし、と目に付いたスーパーに飛び込んでおじさんをやりすごしてみた。結局この日の成果はアベックモアおじさんだけだった。とほほ。どうやらブスにもグローバルスタンダードがあるらしい。 身の程をわきまえたわたし、その後も素敵なパリジャンとの出会いはないまま月日は流れた。ところがある日、ついに素敵なパリジャンが寄ってきた!!その場所はサンマルタン運河。あの映画「アメリ」の舞台にもなったことで近頃有名な、パリのおしゃれスポットなのでした。運河のほとりで愛を語るなんて、なんというパリくささ。おまけに、「え、彼氏がいる?ここはパリだよ。そんな目の前にいない人のこと考えてたらもったいないさ」と来たもんだ。こんなフランス語がわかるようになった自分にも少し感動しつつ、よい時間を過ごさせていただいたわ! ありがとうサンマルタン運河。ブス深く感謝。さあ、みなさん、恋をしたくなったらサンマルタン運河へ行こう。ゆっくりとした水の流れに、芝生の公園、石畳に並ぶベンチ。特に夕暮れはお薦めです。(メトロリュパブリック駅などから徒歩7分) |