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ミケランジェロの奴隷(2011年10月7日)

ルーブル美術館には数々の名品があるが、名品の中で見落とされていることが多いのがミケランジェロの奴隷像ではないだろうか?
奴隷像はルーブル美術館のドゥノン館の一階の奥に展示されている。ドゥノン館は二階に数々の名画が展示されているので1階の奥を見学するのが忘れられがち。
奴隷像はミケランジェロのパトロンに一人であった教皇ユリウス2世の霊廟の一部を飾る予定だった。ミケランジェロにシスティーナ礼拝堂の天井壁画を描かせた教皇ユリウス2世は、生前から自らの巨大な霊廟の制作もミケランジェロに命じていた。
霊廟の中央にはモーゼ像が、その周囲に奴隷像という配置であった。最初の計画から霊廟の制作に約40年の歳月をかけていが未完成のまま。モーゼ像と霊廟の本体は、現在、ローマの中心街の聖ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会にあり、二体の奴隷像がルーブル美術館にある。
教皇ユリウス2世とミケランジェロの反目は、華麗なる激情、と言うタイトルで映画にもなっている。(芯)

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